リウマチ科

リウマチとは

リウマチ(関節リウマチ)は、本来外敵を攻撃するはずの免疫が自分の体を攻撃する自己免疫疾患です。この病気では主に手足の関節が腫れたり痛んだりします。初期症状として関節の腫れや痛みが現れますが、進行すると骨や軟骨に小さな欠損部が生じることがあります。さらに重度になると関節の破壊や変形に至り、日常生活に少なからず制限が生じることもあります。

リウマチの症状と治療

初期症状

  • 朝方に手足の指関節がこわばる
  • 関節のあちこちが痛む
  • 手足の痺れや痛みがある など

診断

リウマチは、症状や血液、X線などの検査結果を総合的に評価して診断されます。似た症状を引き起こす疾患もいくつかあります。例えば、変形性関節症は指先の第一関節が硬く腫れることがあり、特に中年以上の女性に多いため、しばしばリウマチと誤解されます。一方、男性に多い痛風は足の親指などが腫れて痛む傾向がありますが、他の関節の炎症が比較的少ないので、リウマチとは異なる特徴です。当院では、レントゲンや採血に加えて、必要に応じて関節エコーを活用して早期診断に努めています。

治療

抗リウマチ薬や生物学的製剤を用いた早期治療に力を入れています。これにより、関節破壊の進行を抑制し、日常生活を普通に送れるよう支援しています。当院は整形外科と内科が併設しているので、関節に特化した整形外科医がリウマチの治療を担当し、内科医と連携して総合的な治療を行っています。

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診療時間
9:00~12:30
14:30~19:00
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★土曜の診療時間は9:00~12:30、14:30~17:30です。
※内科…金曜日9:30~

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